セミオーダー・オリジナル表彰記念品の選び方と加工のポイント

トロフィー

企業様では社内表彰から取引先様への表彰、学会での表彰、学校では文科系のコンクールやコンテスト等の表彰、スポーツ界でも各種様々な表彰シーンがあります。

そんな表彰シーンにぜひご検討いただきたいのが、「セミオーダー・オリジナル表彰記念品」です。商品の本体や、一部分にオリジナルのデザインや文字を、彫刻やフルカラー印刷で加工します。
弊社で取扱商品の加工方法について、ご案内させていただきます。
大きな表彰・大会だからこそ、すこしこだわって、既製のメダルや楯、トロフィーに、オリジナリティを加えてみませんか?

表彰記念品とは

表彰記念品とは、社内において勤続表彰であったり、目標達成、MVPの表彰など、優秀な成績を残した社員などを表彰するために贈られる記念品のことを指します。
ビジネスシーンでは他にも、取引先様への表彰をはじめ、優秀な代理店に対する表彰など様々です。
また、ビジネスシーン以外にも冒頭で触れたように、学校ではコンクールやコンテスト、スポーツ大会などで優秀な成績を残したチームや選手に対しても贈ることがあります。
表彰されることで今後の頑張りにもつながるきっかけとなることから、様々なシーンで表彰記念品は用いられています。

表彰記念品の選び方

まずは用途に合わせて選ぶことが大切です。
スポーツ大会などで選ばれやすい表彰記念品には、トロフィーやメダルが多いかと思いますが、コンクールなどといった文化関連では楯なども良く選ばれます。
見た目も各種目に併せてトロフィー人形があしらわれたものであったり、落ち着いた印象を魅せつつも華やかさのあるクリスタル製のものであったり、その種類も様々です。
加工方法の種類は豊富ですので、後述する各加工の解説をご参考ください。
次に予算を考えておくことも大切です。
表彰記念品に種類があるといっても何でも選べるわけでもなく、基本的には予算の範囲内で選ぶこととなります。
そのため、事前に予算を把握しておいて、それに見合った表彰記念品を選ぶようにしましょう。

表彰記念品に用いられる加工の種類

表彰記念品にはお好みの柄や文面を彫刻・印刷することが可能です。
加工方法によって費用や仕上がりが変わるため、それぞれの特長について見ていきましょう。
セミオーダー製品が該当しますが、セミオーダーで用いられる加工方法には、「サンドブラスト加工」「レーザー彫刻加工」「2D加工」「フルカラー加工」の4つがございます。

サンドブラスト加工

まずはこちらの手法、サンドブラスト加工についてです。昔からよくつかわれており、品のある雰囲気で仕上がります。
ガラス表面を細かい砂等の研磨剤をエアーコンプレッサーで吹きかけ削る方法で、削ってはいけない部分をガードするためのフィルム“版下代”が別途必要です。
同じ商品・サイズを、受賞者名部分だけ差し替えて、複数ほぼ同じデザインで制作ご希望の場合は、版下代は商品1つずつかかる場合とかからない場合がございます。
デザインや商品にもよりますので、そのような場合は、お気軽にご相談くださいませ。

レーザー彫刻加工

レーザーは本体表面(裏面)をレーザーで照射して彫刻します。レーザーは機械制御でピンポイントに照射していくので、彫ってはいけない部分のガードが必要なく、版下代がかかりません。
レーザー彫刻加工方法
サンドブラスト加工(版下代要)・レーザー彫刻加工
このような仕上がりイメージとなります。表面加工のため触ると掘っている部分がわかります。

2D加工

2Dは本体内部にレーザーを2本照射し、2本のレーザーがぶつかり合ったところを彫刻します。表面に掘った部分がでないのでガラス内部に浮かび上がるような仕上げとなります。
こちらも機械制御でピンポイントに照射していくので、彫ってはいけない部分のガードが必要なく、版下代がかかりません。
2D加工方法
2D加工
このような仕上がりイメージとなります。表面に加工しないため、内面で浮かび上がるように見えるのが特徴です。

フルカラー加工

本体の表面もしくは裏面にダイレクト印刷します。CMYKでの加工となりますので特色は不可となります。細かい色指定も対応いたしかねますが、一般的なインクジェットプリンターで表現できる色味は可能です。
細やかな加工になりますので、他の加工では表現できないグラデーションも表現可能になります。
特に、ガラスやアクリル等透明な商品にフルカラー加工されます場合、表から見た時に色がはっきりと見えるように白色を下地として入れて、その上からフルカラー印刷をします。
白色下地を施さない場合、色はすこし透明感がでますので、表からみたときにガラスやアクリルの透明が活かされて、楽しむことができます。
いずれもお客様でお選びいただけますので、ガラスやアクリルの商品にフルカラー印刷加工ご希望の方は、ぜひご希望をおっしゃってください。ご不明な場合はご相談くださいませ。

フルカラー加工1(白色下地あり)

フルカラー加工方法
色がはっきりみえるようにするためには、白色を下地として入れて、その上からフルカラー印刷をします。裏面からみると白色の下地がはっきり見えますが、表面から見ると色がくっきりとした仕上がりとなります。

フルカラー加工2(白色下地なし)

フルカラー加工方法
白色下地を施さない場合、色はすこし透明感がでますので、表からみたときにガラスやアクリルの透明が活かされ、淡い色味は特に、柔らかな印象の仕上がりとなります。
また、その他にもシルク印刷加工や金属を薬剤で腐食させて、文字やデザインを掘り込み加工するという化学的手法のエッチング加工もございます。掘り込んだ部分は半永久的に消えないという特長があります。
メインの4つの方法よりは、少し加工が高値となりますが、とくにエッチング加工は重厚感がございます。

メダル? カップ? トロフィー? 楯?

メダル、カップ、トロフィー、楯など様々ですが、シーンに合わせて表彰記念品が選ばれています。
加工できることも記念品の種類によって変わってくるため、それぞれの特長を見て見ましょう。

セミオーダー・オリジナルメダル

セミオーダー・オリジナルメダル
ガラスやアクリルの透明感のある本体部分に加工する方法から、金属製の本体の上に樹脂製コーティング(エポ加工)を施したフルカラー印刷紙をのせる方法もございます。エポ加工商品は比較的安価です。

セミオーダー・オリジナルカップ

セミオーダー・オリジナルカップ
カップ本体のカーブ部分に加工となりますので、版下代がかかるサンドブラスト加工が一般的で、加工範囲も狭いです。その分、材質も本体デザインも高級感のある商品となっております。

セミオーダー・オリジナルトロフィー

セミオーダー・オリジナルトロフィー
レリーフ部分のみにフルカラーで加工ができるお手頃な樹脂製商品から、本体に加工する、透明なガラスやアクリル製の商品まで様々です。台座のプレートに文字彫刻等も可能な商品もございます。

セミオーダー 楯(盾)・オリジナル優勝楯・表彰楯

セミオーダー 楯(盾)・オリジナル優勝楯・表彰楯
ガラス製、ミラー製、アクリル製、木製、金属製、天然石製・・・と、材質が最も多いです。ガラス製でも比較的安価におさえることができる商品から、木製の楯に彫刻やフルカラー印刷加工をした金属板やミラーをはめ込んだ、すこし凝ったデザインのものもございます。

オリジナル・セミオーダー記念品

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データ入稿について

オリジナルデザインや文字にて加工をするとなりますと、加工機にデータを入力しなければなりません。そのデータは「アドビ社のイラストレーター(Ai)」となります。フルカラー加工の場合は印刷のため、画像そのものや「アドビ社のフォトショップ(Ps)」でも可能ですが、画像はかならず400dpi以上の高解像度のものでご入稿ください。解像度が低いと、どうしても荒い仕上がりとなってしまいます。
下記データ入稿のページでも記載させていただいておりますが、ご不明な場合はお電話かメールでご連絡くださいませ。

データ入稿について|トロフィー、楯、優勝カップ、メダルの格安販売ichikawa-sk

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