「従来の一般的なトロフィーではなく、オリジナル性の高いものを作りたい」とお考えであれば、製作業者に向けてトロフィー加工を依頼してみてはいかがでしょうか？
トロフィーにはさまざまな加工方法があり、依頼するトロフィー加工によって違った表情を引き出すことができます。
今回は、トロフィーのさまざまな加工方法についてご紹介していきましょう。
レーザー彫刻加工
木製素材・アクリル・ガラス素材にロゴや小さい文字を表面に彫刻することができ、素材によっては彫刻部分に凹凸をつけられるなど、高級感漂う雰囲気に仕立てられるのが「レーザー彫刻加工」です。
このレーザー彫刻加工では、デザインデータを元に直接素材に対して加工することができます。一方で彫刻の位置を合わせたり、調整したりといったことに時間がかかる場合があります。
2D・3Dレーザー彫刻加工
ガラス表面には彫刻を行わず、ガラス内部に柄・文字・写真などのデザインを彫刻する事で、まるでガラスの中に浮いているような仕上がりにできるのが「2D・3Dレーザー彫刻加工」です。
ガラス内部の文字や写真も美しく表現することができる不思議な加工です。
「いろいろ種類があってどんな加工方法にすれば良いか分からない」「どうにかして高級感を漂わせたい！」といった方には、2D・3Dレーザー彫刻加工がおすすめだと言えます。この加工方法は、クリスタル素材のトロフィーで行われる場合が多いです。
クリスタル素材は本来、サンドブラスト彫刻加工が一般的なのですが、2D・3Dレーザー彫刻加工の方がより細かく彫刻することができるため、こちらの加工方法を好む人も少なくないのです。
ただトロフィーの表面に凹凸を作るといった表現はこちらではできないため、注意が必要です。
サンドブラスト彫刻加工
彫刻したい箇所に圧縮機を使って細かい砂を飛ばし当てることで、掘っていく加工方法が「サンドブラスト彫刻加工」です。
研磨剤をトロフィー表面に吹き当てることで、彫刻や柄を付けていく方法になります。
広い面積に吹き当てていくことはできますが、細かい文字や模様の表現は上手く出せないことがあります。
版を作って加工を施すため、同じタイプのものを多く作りたい時におすすめの加工方法だと言えるでしょう。
クリスタル素材や天然石素材のトロフィーへの加工が推奨されています。
レインボー加工
こちらはクリスタル素材に適した加工方法です。
クリスタルトロフィーの表面に特殊なレインボーカラーのフィルムとミラーを付けて、虹色に輝いているようにみせるといった加工が「レインボー加工」です。ガラスの反射・屈折などを利用することで、レインボーカラーを上手く生み出しています。
とくに反射面の多いカットが施されたトロフィーは、その光の色がさまざまに変化します。レインボー加工ではなく、「ホログラム加工」や「スペクトル加工」と呼ばれる場合もあります。
「個性的なものを作りたい」「式典用に普段とは違ったデザインにしたい」など特別なシーンでの加工方法として人気を集めています。
おわりに
今回は、トロフィーのさまざまな加工方法についてご紹介しました。
「2D・3Dレーザー彫刻加工」「サンドブラスト彫刻加工」「レインボー加工」でご紹介したように、トロフィーの一般的な加工素材としては、クリスタル素材が代表的なものであることが分かりました。
ただ、同じクリスタルトロフィーでも加工方法によって全く別のトロフィーに生まれ変わらせることができるのです。
トロフィー加工の魅力を知ったうえで、世界に一つだけのオリジナルトロフィーを作ってみてはいかがでしょうか？
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